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 ・〜・〜 目 次 〜・〜・

 はじめに
1.「1989年新星日響の第九」の巻
2.「合唱ってこんなもの?」の巻
3.「ヒグマでサソリでガラガラヘビで」の巻
4.「恐怖心と怒声」の巻
5.「合宿第1日目」の巻
6.「風の中のグンジ」の巻
7.「野菊」の巻
8.「黒須先生」の巻
9.「オーディション」の巻
10.「美しい人」の巻
11.「本番に向かって」の巻
12.「1990年新星日響の第九
      IN東京芸術劇場」の卷
13.「エンジェル ヒロ君」の卷



 はじめに掲載にあたって〜    郡司 博

 『新星日響合唱団のヒットラー・郡司 博』は、当時合唱団員であった中島和裕さん(ペンネーム)が、平成3年に第38回コスモス文学新人賞(ノンフィクション部門)を受賞した小説。256枚と大変長いため、連載として掲載する。僕は第3回からの登場である。

 ヒットラーは、歴史的な犯罪を犯した人物である。その人物と僕が同一視されるなど納得できるわけはない。しかし、なぜかこの小説は、結構多くの人に読まれていて、合唱団員からは「まさにそうだ」との意見もあり、当時ますます落ち込んだものだ。
 そんな小説を、このホームページに連載するのは、20年以上も前に合唱指揮者を目指した一人の若者の奮闘記として読んで欲しいからである。新鮮に、懐かしく、読んでいただければと思う。彼は今でも変わらず日夜仕事に奮闘している。


〜この作品は、コーラスをはじめてする人、またはもうやめてしまいたいと悩んでいる人へのメッセージだと思います〜と当時紹介文が添えられたが、同時に「興味はあるが、まだコーラスをはじめていない人」にこそ読んでいただきたい。彼女は多分あなただからである。

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