≪独唱者紹介≫
ソプラノの秋本さんは、事務職を仕事とし、中学生の一人娘を立派に育てながら、土曜日には子ども合唱団の指導を引き受け、子ども達にとって憧れのソプラノのお姉さんである。彼女が合唱団に来たのは高校生の時、天使のような声で歌っていたのが今でも耳に残っている。
アルトの曽我石さんは、小学校の全教科の先生で、合唱歴は学生時代からと長い。個人レッスンは受けてないそうだが、その歌いっぷりは微動だにせず、調子の悪い時も表情に一切出さず見事である。
テノールの小岩井君は人知れず努力家と見える。始めの頃は声を張り上げ過ぎのきらいがあったが、ここ数年力を抜きながらやわらかく歌う事を身につけた。 1月のメサイアの最初のアリアは実に見事だった。
バスの小林君は国立音大を卒業し、高校で音楽の教鞭を取っていての重労働の中、歌い続けている。元々声が立派で勉強家でまだ若くこれからが楽しみ。
                        (郡司博のホームページから http://gunji-hiroshi.com/)