〔あらすじ〕
近隣随一の射撃の名手といわれるマックスは、このところなぜか調子が悪く、試射会では負けてしまいます。マックスは、翌日の射撃大会に優勝すれば、恋人アガーテと結婚できるうえ、アガーテの父が務める森林監察官の地位を世襲できるため、同僚のカスパールにそそのかされ、悪魔に魂を売る代償に魔弾を手に入れます。7発ある魔弾は、6発は確実に的に当たるのですが、最後の1発は悪魔の意のままになるのです。
カスパールの陰謀で、魔の1発はアガーテに当たることになっていたのですが、森の隠者の助けでアガーテは救われ、逆にカスパールが魔弾に倒れます。そして、悪魔に魂を売った罪で追放されるはずだったマックスも、その罪を許されます。 |